展覧会のリーフレットをふと見返して、その優秀さにひっくり返りそうになりました。このA4の印刷物にひと目で展覧会の様子が分かりやすく示されているのです。デザインされたのは白井敬尚さん。→Wikipedia白井敬尚
(上)チューリヒ美術館展のチラシ
この展覧会ではモネ、シャガール、ゴッホ、ピカソ、ダリ、ムンク、セザンヌ、クレー、カディンスキー、モンドリアン、ドガ、ジャコメッティ、ベックマン、キリコ、ゴーギャン…ああ、書ききれない。これらの巨匠たちの代表作というべき作品が74出品されています。それを特定の芸術家の部屋や様式の部屋などおおまかに時代順に13に区切って構成しています。そのため見ていてとてもわかりやすいのですが、これをブログで紹介しようにも巨匠の名作揃いでポイントが絞りにくくて文章にしにくいのです。
それは大いに力量不足からくるものではありますが、展覧会を見て、それを文章にしようとして挫折して、改めてこのチラシをみて、視覚的に一発で伝わるわかりやすさ、この機能的な美しさに気づきました。インパクトのある書体で芸術家の名前が示され、その横に作品の写真、それらが大小リズムよく配置されていて、格好いいだけじゃなくて分かりやすいってすごい(私が撮ったリーフレットの画質が悪くて申し訳ない)
この良さはタイポグラフィを勉強した人やグラフィックデザインを勉強した人には強烈に伝わっているんでしょうね。
広げるとこうなります。(それにしても暗く写ってる)
白井敬尚さん
Wikipedia白井敬尚
インタビュー:CREATOR'S FILE#1(PDFファイル)
インタビュー:CREATOR'S FILE#2(PDFファイル)
Twitterアカウン@yskeisei
そう言えば、展覧会オリジナルクッキーも話題になりましたね→IRORIO


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